朝もくもくと雲が黒く広がって 雨が降って。 午後雲に切れ間が出来て 夕日になる前の太陽が照らした。 空は真っ青で、山の近くに雲。 風が気持ちよく吹いてさっぱりした風。 雨で洗われた木々が光を浴びて白く光ってた。 すすきはふわふわ揺れてた。 みんな…

もし私と彼女が家族であれば 私はもっといいたいことを言うだろう。 近い人にほど、私をわかって欲しい。 近い人にほど、なんでと問いたい。 丸い地球でみんなが家族。 私たちはそれぞれに繋がって大きな一つのファミリー。 だけど実際はそうではないのよ。 …

私たちは生きてる限り出会うだろう。 出逢いと別れ。 男と女の間にも。 友達同士の間にも。 職場での付き合いの間でも。 みんなそれぞれの世界で、ひしめきながら、さかれながら、けずられながら。 ふいにちょっとしたことで報われて命をつなぎとめながら。 …

世の中に仕組みなんてのはありゃしません。 生きてることの意味なんてのも。 けど仕組みらしきものはある？ 意味みらしきものも？ 散らかった部屋の象徴は心。 ハイテンションから生まれる散らかった部屋。 嬉しく楽しく複雑で単純明快。

ステージに１１人ばかりが集まり ミラーボールはくるくる回った。 私と友達は二階からそれを眺める。 特等席。 まずは気持ちを置いてから、 思い込みを捨てて新たに思い込む。 なるべくいい思い込みになるような方法。 明日また脱皮して生まれ変わる。

言うても田舎に住んでる私たち。 町に向かって橋の上を矢沢の話で通過する。 ジェットコースターみたいな道を通って。 アトラクションみたいな町並みを眺めて。 やっぱりそこにはなんもなくって、価値観がひっくり返ってて。 結局私たちは人間観察をしてから…

電車に揺られて家路を急ぐ。 思い出すのは。 会社ではしかめっ面のあの人の冗談。 会社ではだんまりのあの人の笑顔。 会社でも喋りっぱなしのあの人のお喋り。 私はどんな風に見られてんのだろう。 どういう風に勘違いされてとられてたりするんだろ。 とかそ…

大事な人や大切な人は、たくさんではないけど幾人かいるけど、 えい！ってされたら悲しい。 でもそれってきっと警告だ。 自分を変えろよって言う警告。 警告らしいことなのかどーなのかわかんないけど、 落ち込むのもあれだけど。 ちょっとずつでいいからな…

価値観は十色。 だから行動も反応も十色。 十色以上の人数が1フロアに集結しているので、百色。 私もその内の一つ。 きらきらしたり、よどんだり、おこったり、いそいだり、わらったり。 すれ違いもそりゃあるけど。 私が私が納得いくように。 息抜きもして…

酔っ払いはくだをまく。 タクシーでくだをまく。 タクシーの運ちゃんとのお喋りは楽しい。 よっぱらって話したらもっと楽しい。 普通に相手にしてくれるから。 社会のことを教えてくれるから。 友達と飲んでいっぱいでへべれけになる。 次の日休日の飲みほど…

明日は雨だ。 みんながあんまり好きじゃない雨の日。 明日は友達二人の誕生日。 おめでとう！ 誰かにとっては特別な日。 それぞれに、知らない日々が色々。 明日、誰かにとってよい日でありますように。

きれいなきれいな放物線を描いて、ボールは行く。 きれいなきれいな放物線を描いて、ボールは来る。 のぼったり、落ちたり。 そうして出来るキャッチボール。 運動はいいなー。 楽しかった！

一回り、くるりくるりと歳をとる。 数えてみるともうそんなになったんだねー。 私が覚えていて、彼女が覚えていないこと。 彼女が覚えていて、私が覚えていないこと。 今更ながら相変わらずのような。 キラキラしてて、素直で、一生懸命で、屈折し始めの頃。…

犬の散歩ついでに、誰も公園にいなかったらこっそりすること。 さかあがり。 もう茶色くなったざらざらの鉄の棒を握り締めて、 まえ、うしろ、と助走をつけて地面を蹴っ飛ばす。 青い空に雲に間抜けな足がぐんってのびる。 今日は不時着。 失敗だ。 ハイヒー…

トキトキする。心臓が。 ドキドキではなく私の言葉でいえばトキトキ。 楽しい予感にトキトキ。 淡い期待にトキトキ。 そうして世界は彩られる。 充実した時間にばか騒ぎいらぬ。 何かを探すことも埋めることもかき集めることも。 ゆっくり早くしっくり自然に…

女子大生だった私たち。 4年間も。 色々ありすぎてアッちゅうまだった。 女子大学は男子禁制の中、歯止めがきかないおしゃべりを繰り広げる場。 それをお昼からお洒落なカフェで繰り広げたら駄目なんだけど。 みんなそれぞれにしっかり歳をとっていた。 結婚…

人から同情されようと、励まされようと、褒められようと結局同じなのだ。 私の中でのものはそうたいして緩和されずに存在し続ける。 でもそれをすることが私を好きでいられる方法だと思うからその理由付けでやってく。 結局は同じならいつも笑っていようと思…