飛行機にて

すごいスピードで飛行機は飛んでって、距離が離れる。
夜の上から見るとやっぱり小さくなっててどこがどこか全く分からず当たり前なんだけど誰がどこに居るのさえわからない。
でも確かにそこにいる。
飛行機は昼に向かって飛んでってたんだけど、重力とか自転とかにはかなわないので夜になる。
出発前にひとすじの飛行機雲を見た。
タイに向かうときの藍色とオレンジと黒のコールタールのグラデーションの空とは違った空を見た。


どこがどこかは全く分からず、かなわないものにはかなわず、似たような景色だけど、やっぱり違う。
そーいう風にこれからも過ぎてったりするのでしょうか。


かなわないものにはかなうようにだけなりたい。
小学生のとき引っ越した友達に二度と会えないと思ってたけど、電車で行けば実はすぐ会えた。
飛行機は未だに少し高価なものだけれど、電車のように乗りこなしたい。


そしてまだまだまだまだ。