読みたい本がない

8時半を回って、
久しぶりに、
雑貨じゃなくて、
食器じゃなくて、
洋服じゃなくって、
下着じゃなくって、
本屋さんへ行きたくなった。


静かにゆっくり落ち着いて、
本を読むということがしたかった。


本屋はなんだか背筋を伸ばさせてくれる感じと、
自分の生活を一からスタートさせてくれる感じと、
インテリチックな感じと、
たくさんの紙のにおいか、
紙に刷られたインクのにおいか、
いいにおいがする。


本に囲まれてうろうろして、
たまにページを開いてみて、
たくさんの文字に疲れて、
帰ってからクッキングパパを読むことにした。