出逢い

出逢いは不思議だ。
地球上には60億人ほどの人間がいる。
生きてるうちに全ての人に会うわけじゃない。
生きてるうちに出逢う人は限られている。
それでも出逢うっていうのは、偶然でも奇跡だと私は思う。
心通えば通うほどそう思う。


出発を目前にして、会えば会うほど寂しくなるってのはわかるのだけれど。
でも会いたい。
今度はいつ会えるのか全くわからないけど、また会いたい。
また会えるのだけれど、でもずっと会っていたいと思ってしまう。
わがまま、贅沢なのでしょうか。


寂しさを悟られないように、泣いているのがばれないように、お別れをする。
悲しくなるけれど、今はここで立ち止まっていられないと思うと少し元気が出る。
違う形になったとしても、またそっからがスタートなのだと思うし。
避けては通れないのだろうし。


なんで今さらと思ったりしてしまうけれど、偶然でも奇跡で、必然で、当然で、変えようがない。
それはきっと今起こっていることも、これから起こることも、変わらないことも、変わっていくことも全てにおいて。


でも実はそうやって納得できない自分を納得させているのかもしれないと思った。
全てを思い通りには出来ないし、思い通りになるのは自分で精一杯。
全てを知ることも出来ないし、わからなくていいこともあるけれど。
ネガティブ思想はしたくないのでしないようにする。