おべっか
「おべっか」
またの名をあなたは知っているだろうか。
答えは「おべんちゃら」である。
お‐べっか
相手の機嫌をとろうとして、へつらったり、心にもないお世辞を言うこと。また、その言葉。おべんちゃら。「―を使う」
名前からしてふざけてやがる。ってかんじ。
響きからして顔がうぬぬってなる。
もちろんそれらをするのも嫌だ。
これらが好きな人は、果たしているのだろうか。
ごまをするのも同じこと。
胡麻(ごま)を擂(す)・る
他人にへつらって自分の利益を図る。「上役に―・る」
母は私に言った。
時にはゴマをすることも必要だって。
正直者は馬鹿を見るというのは本当だって。
真っ直ぐだけじゃ生きてけないって。
私はそれを聞いて母に言った。
母親の台詞か?って。
でも母はこれから世の中に出てもまれてく人にとっては当然のことだって言ったのだ。
わかってるし知っている。
もちろんそれだけじゃ生きてけないこと。
母が私を心配してそれらを言ったことも知っている。
いい環境や、いい関係性で過ごすためにはそういうのも必要だと知っている。
でもいざとなったらできない。
きっと出来る人はそういうのを通り越したところにプライドや重きを置いているのだろう。
もちろんそうじゃない人もいるけれど。
私はまだまだ子供だ。
先日社長と言い合った。
友達に言うとよくそんなことが言えたね、と言われた。
私はもしかすると自分の立場をわきまえていないのかもしれない。
そこんとこどーなのかやっぱりよくわからない。