映画と私とありがちな日々

もしくは出来事。

この前映画を見て、それで、あまりのありがちさに自分を投影しすぎたみたい。

ある人の非日常は私の日常でもある。
きっと。
ある人の日常は、私の非日常でもある。
もしくは、
ある人の日常や私の日常、
ある人の非日常は私の非日常。

いろんなところでいろんな人が繋がって、
いろんな時代の私が今につながって、未来につながって、
バタフライ効果なんてないっていうけど、地球上のあの人に影響しているかも。
それから、いつも隣にいるあの人に影響しているかも。

失いたくない何かをないがしろにして、それでも許してくれていたり。
何かを素敵に見たくって、手をつないでいることを忘れたり。

薄暗い部屋でひとりぼっちで我に返った時に帰ってきてくれる誰かがいてくれたりとか
自分が誰だかここがどこだか今がいつだか忘れそうなくらいな深い眠りについて、起きた時に夕暮れの部屋でご飯の支度をしている母の音が聞こえたりとか。
そういうことについて、無性に離したくないような落ち着いたような、ああ自分の人生でよかったって思える映画だったな。

のめり込みすぎ。