雨に降られてもいい気分

youchi2005-01-16

課長島耕作 (17) (講談社漫画文庫)

課長島耕作 (17) (講談社漫画文庫)

今日は朝7時くらいに目覚めてそっからボーっとしてコタツを片付けて、昼ごはんを作って食べて、素直にレポートに取り掛かって、バイトの時間が来たのでバイトに行くことにする。
今日は6時〜10時だったんですが、10時からの子が誕生日パティーを友達に開いてもらっているらしかったので代わりに入ることにする。で、お好み焼き屋さんのミックス焼きそばを渡辺さんにおごってもらう。ほんとうにいつもありがとうございます。
で、セット1卓、フリー1卓がず〜っと3時くらいまで続く。結構暇だったんで久しぶりに漫画を読むことにしました。(社長もいないし)
今日読んでいた漫画は『課長島耕作17巻』だったんですが、これは前リンク貼り付けた『ハローはりねずみ』と同じ著者です。むっちゃ面白い!というかなんだかこの人の漫画を読んでいると大切なことを思い出させられるというか、教えられるという感じです。漫画なんだけど、登場人物それぞれの描写がとっても上手い?というかなんなんだろう?人物像が浮き出てきているというか人間性がとってもよくわかるというか、映画みたいです。う〜ん、言葉って難しいな。で、これを読んで、私は恋がしたくなりました。あんまり恋愛の漫画ではないんですが私が読んだ17巻はちょうど恋愛のシーンが出てきたとこだったんでそう思いました。で、それもステキな人とステキな恋がしたくなりました。でもそのためには私自身がステキでないといけないんだろ〜な。でもステキな人はきっとこんなことを考えずにステキな人と恋に落ちるんだろうな〜、と思いつつ。私は当分ステキになれそうにもないです。色んな煩悩を抱えながら、色んなわがままを言って、色んな人に迷惑をかけて、御世話になって生きてくんだろうな〜と思います。人間なんてこんなもん(←私がよく使うフレーズ)だと思いつつ、私は島耕作のようになりたいなーって課長島耕作17巻を読み終わってそう思ったのでした。ま〜漫画だけど。全てがキレイでステキなにんげんなんかいないと思うけど。なんだかなりたい人間を考えると最近宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』を思い出します。きっと授業で先生が語っていたからでしょう。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 欲ハナク 決シテ瞋(いか)ラズ イツモシズカニワラッテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ 東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコワガラナクテモイイトイヒ 北ニケンクヮヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ』
これって今までただ単に周りからいい人と呼ばれたいといっているのかと思ってました。先生が解説してくれるまで。でも宮沢賢治人間性などを講義で聞いてくうちに違うなってことがわかってきました。この詞でミソなのは『みんなにでくのぼーとよばれ』ってところのような気がします。というか新たに気が付いたのがこの箇所だったからかもしれない。難しいな。でくのぼうと呼ばれる人になりたい・・・。私は呼ばれたくないな、でくのぼうなんて、役立たずなんて言われたくないなと思いました。まだまだ宮沢賢治を理解するのは難しいのですかね。ちなみにこの詩をとっても反映させたと言われている文学が『虔十公園林』だそうです。
で、話は元に戻りますが、結局朝の5時まで働いて今日も11時間労働。いや〜、よく働いた、かな?
今日の画像は部屋にストーブがないのでコタツの電気のところだけ取り出して使うことにしましたってやつです。
ああ、とっても長くなってしまいました。最後まで読んでくれた人どうもありがとうございました。