ナンカレーとシタールとタブラー

行くのはめんどくさいけど、行ってみたら意外と面白かったりする。
今日はそんな日だった。
意外とというより、むっちゃ面白かったし、楽しかったし、珍しかったし、素晴らしかったし、ステキだった。


本日は天保山で、港フェスタが開催された。
内容はというと、いろんな国の屋台が出て、イベントも行われるというもの。


私は台湾の出店の売り子をする予定が、インドネシアに回されそうになりつつ結局ネパールの出店で売り子をすることになった。(時給は発生しません)
ネパールの出店の商品はナンカレー。
むっちゃおいしい!ちょっと辛い!でもナンは少し甘い。
ネパールの親父さんの笑顔がなんともいえなかった。
最高にいい顔をしていた。
おいしい!と料理を褒めるとネパール語で嬉しそうに何か言っていた。
ただただ嬉しさだけが伝わってきた。
言葉はさほど重要ではなかった。


お客さんが予想以上に多く、売って売って売りまくっておじいちゃんにからまれたりした。


途中から民族衣装のファッションショーに出る。(モデルで、ね)
たぶん私が着たのはネパールの民族衣装。
ステージに上がって、歩いていきポーズを決める。
そしてまた歩いてポーズを決める。
そしてまた歩いてポーズを決める。
そしてはける。
私の時だけダンスミュージックのような曲が流れる。
先にはけたモデルさんが踊れ!みたいなジェスチャーで私に伝える。(非言語コミュニケーション)
楽しくなってきてちょっとだけ踊って見せる。でもすぐやめてポーズのところでおじぎをする。
すごいいい経験になった。テンションが上がった。


ステージでは他の催し物もあった。
売り子をしている時にシタールとタブラの演奏があって、どうしても見たかったので店を任せて見に行く。シタールの音は初めて聞いたけど、あの不思議な感じがとても好きだ。
どこかに連れて行かれそうになる感じ。
まだ行ったことのないインドという土地を魅力的に感じた。


その他に和太鼓が最高にかっこよかった。
&最後はゴスペルで締めてた。むっちゃかっこいい。
&気持ちいい。
カレーを食べながら踊ってはしゃいだ。


一日中立ちっぱなしで疲れたけど、生きることが好きだと思えるような日でした。