目覚めませんように

眠る前に、もう二度と目覚めませんように。と思って寝る。
っていうある本の一説。
そんな風に死ねればねー、言うことない。


絶対途中で終わるんで、もーいつ死んでもいいや、って思うこともきっとないので。
と友達の日記を読んで、再び考えた。


前に自分が殴り殺される夢を見て、死んでく途中に、
あー特にいうことないな〜、全てがいいことばっかだったな〜と思った。
けど、最後に母親が気がかりだなーってのも、薄れてく意識の中で思い出したのを思い出した。
でもやっぱ悪いことではないし、自然なことだし、日常として受け入れてくのが当たり前なんだけど。
そーやって奇跡とか、神様とかを信じれるようになるんだろうけど。


今日急いで駅に向かう途中、母親がエプロン姿で下までお弁当を持って追っかけてきてくれた。
ありがたさが身にしみた。
幼稚園の時にひっこした友達の母親から年賀状が来ていて、その文を読んで、いなくなったおじさんのことを思い出して、小さかった自分を思い出して、なんだか泣けてきた。


まー明日もたぶん目覚めるんだろうけど、できればもう二度と目覚めませんようにとも思う。