泣きむし

大学の授業中

私は泣き虫である。
小さい時から泣き虫だった。
小学校の時とかよく泣いていたと思う。
たぶん。
しばらくたって全然泣かなかったけど、いつからかまた泣くようになった。
感受性が豊かになったていうか復活したのだろうか。
いいことなんだろうけど、切なさも嬉しさも倍になって返ってくる。


淀川に映るオレンジ色の光を見て、かぶってだぶって想像してみた。
今は普通のことがもう当たり前になくなるんだろーなと思った。
どちら側もいないことが普通になって、それぞれの空間で生きてくんだなー、忘れてくんだろーなーと思うと切ない。
そんなことはないと今まで思っていたかったけど、そんなことばかりなのである。


現実は素敵で切ない。当たり前のことしか連れてこない。


納得できてもなんか虚しいのは何ででしょうか。
ちょっと昔を思い出してみて、よみがえるのはただただ笑っているところだけだけど。
また今もそーなってくのが嫌だなーと思う。


なんとなく今の生活は恋に似ている。
失恋まぎわに、今までのことが全て思い出になっちゃうなんて、そんなん絶対嫌や!って思ってたのにむっちゃ似ている。


あたしは今の生活に恋してるのでしょうか。
たぶんきっと恋をしてるのでしょう。
でないとこんなに毎日が愛しかったり楽しいわけがないです。