人間なんて

人間なんてららーらーららららーら
人間なんてららーらーららららーら


吉田拓郎『人間なんて』

この歌はすごいなぁ。面白いなぁ。
こういう歌が普通にあるのが面白いと思う。


木々が無残に切り倒されていたり、
とりのくちばしに釣り針が刺さっていたり、
海鳥が油まみれになっていたりするのを見ると
痛々しい。


山から下りてきた熊が撃ち殺されたり、
明らかに狭いであろうスペースに生き物が詰められていたりするのを見ると
どうしても目をそらしてしまう。


そうしてそういうのを見るたびに人間なんてららーらーららららーら。
を思い出す。
人間なんて彼らのために何も生んでおらずもらってばっかり、摂取してるばっかりだ。
だから私を含め、小さい赤ん坊も含め、早くいなくなってしまえばいいと思うのだ。


でも今日も私は肉や野菜を食らい、バスに乗り、寒けりゃエアコンをつける。
犬を見つければ可愛いと頭をなでに行く。
だから早く早く。でも今日も明日も。
思想は自由だけどそれを思う資格すらないような。
だからららーらーららららーらである。