とうきょう

東京は友達が居てくれるのでいいね。
なんでもかんでも吸収してしまう東京だけど、素敵な友達も吸収されてて、住む町ではない気はするけど、友達に会えるからいいね。
泊まったホテルは熱海と違って、単身用短期ビジネスホテル感満載だけど。
沢山食べて喋って優しくしてもらって沢山笑って。
いいこと沢山教えてもらったな。
また来よう。
東京。

消え行く

脳みそはいつまでも覚えてられないから
いつか忘れる。
最後の会話とか、なんとなく覚えているもの
ずるい彼はいつまでも保険がほしいから、初めても2回目も3回目も私が決断して口をひらいたんだなー。っておもいだした。
でもまたこうやって信じられないくらい思い出したりして、
また忘れようとしている。
不思議な人。

あのとき

あのとき、あの瞬間
時が止まる
彼の後ろの景色なんて覚えていない。
覚えているのは断片的なワタシのキオクでしかない。
そこに彼は居ないし、私も居ない。
ふわふわと浮かんで消える衝動だけ。
なんとなく違う感じが出てきた気もするから、このまま静かに向き合って、感じて。
この気持ちとサヨナラしたくないって思ってるのは私だな。
まだ愛したいって思ってるみたいだから。
足りてないのはそういう押し潰されそうな気持ち。
欲してるのは、あの頃の溺れるほどの衝動的な生命感なのかも。

手にしているもの

手にしているもの。
手にしたもの。
考えてみればそんなのは何にもないのかもしれない。
でっかい宇宙の中で、私の人生なんて、世界なんて、たかがしれているし。
でも私にとっては今まで生きてきたことと、目の前にあるものが全て。
あんなことや、こんなこともあったけど、結局は今が全て。
どんな生であったとしても皆平等に今しかない。
辛い出来事や、幸せだった瞬間に囚われてると、今が全然見えない。
そんなときがあって、そんなときもあるさだけど、そういうのも今。
囚われている今を沢山感じて、いつか解放されて今に集中出来るようになるのかな。
今を生きられるようになるのかな。
今は今が見えなくなっていて、ちょっとだけ霧が晴れて来たように思うけど、私しっかり今を生きたいと思っている。
どんな選択をしたいのか、何を望んでいるのか、囚われなくなったときにそれらを考えるようにしよう。
今は今はしばらくはこのままで。
自然に波が引いていくのを待とう。
それでしか整理できなさそうだし、感じきっていつかさよならをしたい。
新しい未来に向かって。

執着

もんもんとした日々。
新しさにかけて生き甲斐もなくしてもう色褪せたページを昨日のことのように思い出したりして。
押さえつけて誤魔化そうとしたけど拒否されたのでカードに聞いてみた。
カードの答えは『執着』。
ドンピシャやんけ、オイ。
何故執着しているのか。
どこに穴が空いているのか。
新しい関係性。
愛に溢れた関係性。
手放すのは難しいテーマだってカードの補足は述べてたけれど、何が足りてないって!?
そんなもんはやっぱ自分しか知らない。
しっかり向き合わないと。
やっと開いたパンドラの箱
私の消し去りたかった甘くて苦い過去。
もう時間は過ぎていて彼や私はもう既に違う人。

漬け物石

きっとパンドラの箱の蓋の上には漬け物石がのってたんだと思う。
受け止めきれなくて、整理しきれてなくって、
開けてみたら、まさかこんなことになってるだなんて思ってもみなかった。
今まで不思議と想像すらしなかったこと、感じて来なかった気持ち。
それらは頼んでもいないのに、腐らないで残ってた。
腐ってくれてて良かったのに。そんなもん。って思うけど。
でもきっとこれが最後なんだろうな。こんな風に思う最後の日々なんだと思う。
一度開けてしまうとびっくりする程溢れかえっていたけど。
玉手箱の煙のように、一瞬目の前が見えなくなるけど。
確実に月日は流れていて、歳を重ねた私が居て、あの頃には戻れない。
私の甘くて苦い青春は確実に終わったんだと思う。